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吉野家、ステーキのどんを傘下に置くことを発表

(NIKKEI NETより)

吉野家HD、どんの筆頭株主に・08年2月、34.85%出資

 吉野家ホールディングス(HD)は27日、大証2部上場のステーキ店チェーン最大手のどん(旧フォルクス)と資本・業務提携すると発表した。どんが2008年2月末に実施する15億円の第3者割当増資を全額引き受け、34.85%を出資する筆頭株主となる。さらに、どん創業者一族の保有株式を09年2月期中にも取得し、子会社化する。吉野家HDでは主力の牛丼事業は国内需要の大きな伸びが見込みにくい。食材調達や物流などで相乗効果が見込めるどんを傘下に収め、成長を持続する。

 吉野家HDが引き受ける株数は1500万株で、1株100円。どんが臨時株主総会で諮ったうえで払い込む予定。増資後の吉野家HDのどんへの出資比率は3分の1を超え、事実上経営権を握る。吉野家HDはどんを持ち分法適用会社とし、役員の派遣も検討する。

 09年2月期には、現在どんの発行済み株式の約54%を持っている籾山昌也社長ら創業者一族の株式も取得。どんへの出資比率を50%超に引き上げる見通しだ。

(ここまで)

関連記事:吉野家、35%出資 「どん」持ち分法会社に(Yahoo News―フジサンケイ ビジネスアイより)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071228-00000002-fsi-bus_all

名目上は日経やビジネスアイの記事にもあるように「食材調達や物流などで相乗効果が見込める」「牛肉などの原材料仕入れや商品の製造、物流などで経営ノウハウ・資源を共有することで、業績拡大を図る考え」のもとに吉野家どん第三者割当増資を引き受けて資本・業務提携を図るということですが、その実態は経営不振で債務超過になっていたどん吉野家が同じ「牛肉」を扱う外食産業であることに目をつけて「カネを出してあげるから、経営権をよこせ」、あるいはどん吉野家に「助けてくれ」とせがんだ結果としての吉野家の傘下に置くことが本当の目的でしょう。

そうでなければ、どんの昨日時点での株価が491円であったのに吉野家は1株当たり100円(計15億円)というディスカウント価格で買ったり、創業一族の株式も取得(というよりは召し上げると言ったほうが正しい)というような吉野家が圧倒的に有利な条件をどんが呑むはずがありません。これでどんの経営権は吉野家に移ることになりますが、まだまだ牛丼事業に頼りきりの感がある吉野家にとってはどんのステーキ事業を含めた他の事業分野の育成ということが持株会社としての「吉野家HD」として経営課題になってくると思います。
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